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2002 March

2002年3月2日 私の仕事(長文である)
自宅兼事務所でWeb関連の仕事をしている。簡単に言えばホームページ制作業である。かっこよく言えばWebデザイナーってことになるのだが、この仕事は単にセンスがよければイイというものなどでは決してなく、高度なコンサルティング能力が必要だ。

Webデザイナーっていうと、ページデザインの仕事と思うかもしれないが、実はWebサイトデザインが仕事である。仕事の流れは、あたりまえの営業に始まり、受注、制作、納品、メンテナンスということなのだが、受注から制作開始までが勝負。つまりここの過程でどこまでクライアントの業務を把握し、どういう情報をどんな形(デザイン)で誰に発信するのか、そして情報を受け取った方からのレスポンスをどう受け取り、さらにどうレスポンスするのか、これを徹底的に詰めなきゃならない。また、多くの場合ドメインの取得も合わせて行うので最適なドメイン名も考えなければならない。私の労力の90%はこの段階に掛けられており、ここさえ決まれば、あとは作業なのだ。

以前はただ単にサイトを立ち上げるという企業が多かったし、私のような制作側も単に作れば良かったわけだが、最近はそのサイトで実効を得るという段階まで企業側も進化してきたので、制作側も制作技術だけでは仕事が取れなくなってきた。私は社会人になって以来ずーっと営業畑にいたので、2年前にWeb業界にデビューした時から現在にいたるまでクライアントとのコミュニケーションに躓くことがないのが幸いだ。

<ドキュメント---私はこうして大型契約を獲得した>
ある日、後輩の営業先である某チェーン店がメール会員向けの情報配信を超有名企業系列の業者に委託して行っているとの情報を得る。早速そのメール会員に登録してリサーチしてみると1日一通のメール配信サービスであることが解った。で、サービス提供業者のサイトでサービス料金を確認してみると非常に高額であったので、後輩に連絡し、紹介してもらうよう依頼をした。切り口はコストダウン。担当責任者に会うまでに、同様のシステムを私のサーバーでテストしてみる。受注することを前提にメール配信にかかる作業量から適性な価格を算定してみる。よし、これならOKだ。勝負できると判断し、企画書を作成。初回面談となった。営業畑で培った私のプレゼンは冴えわたり、決済責任者との面談アポを取りつけるという100点満点の初回面談であった。

1週間後決済責任者と面談し、即決で受注。やはりコストダウンという切り口が決めてであった。なぁんだラッキーなだけじゃん!などと言う輩はアマチュアである。確かに金額で勝負したが、超有名企業系列の業者との勝負なのだ。私がたてた作戦は、「御社のことをここまで考えております」という姿勢をいかに見せるかということと、その根拠たる資料をより具体的に分かりやすくするということだ。これは恋愛に似ていて、相手をどうやって口説き落とすかということに似ている。錦のオネェちゃんを口説くのと同じなのだ。ならば真剣になろうというものである。しかもお金までもらえるのだ。

受注に至るプレゼンは、、、
1.メール配信の目的を明確にする。
2.現状の問題点を明確にする。
3.新システムの利点を訴える。
4.費用対効果を比較する。
の4点をポイントとし、約1時間にわたった。と同時に「おまかせします」と先方が私に発注したのだった。経営幹部の個室から出た私がガッツポーズをとったのは言うまでもない。私の熱意が伝わったのである。超有名企業に勝ったのだ。これは、マークハント@K1を差し置いて藤原紀香を射止めるようなものなのだ。最後は熱意なのである。

ということで、現在制作中なのだが、制作にはいった私の昨日の1日は、、、

午前8時起床、ニュースサイトでニュースチェック。併せてメールチェック。
午前9時、尚吾を保育園に送る。その後、近所のコメダで日経新聞を読む。同時進行している他のクライアントとサイトコンセプトについて打ち合わせ。
午前11時帰宅。 デザイン関連の雑誌を読む。
午後12時、コンビニで買ってきたサンドイッチを食べながらDVD鑑賞。
午後3時、チェーン店メール配信CGIを修正。
午後5時、尚吾を迎えに行く。
午後6時、先日完成させた別のクライアントのサイトメンテナンスにかかる。
午後8時、夕食および入浴。
午後9時〜午前1時、サイトメンテナンス用のCGIプログラムを書く。
というような1日である。けっこう頑張ってるなって我ながら思うのだが、1日中ぼぉーっとしてることもあるのだ。デザインに行き詰まるとそうなることが多く、端から見ると遊んでるかさぼってると思われるのだが、実はアイデア捻出のためにリフレッシュしているのである。営業職なら移動中にリフレッシュしたりできるのだが、私のような仕事の場合、いかにリフレッシュするかがポイントなのだ。たとえぼーっとしていようが、昼間っからPS2で遊んでいようが、すべてはリフレッシュのためなのである。知的労働であるがゆえこれは仕方のないことなのだが、アイデアを捻出するという作業はホント大変なのだ。

さ、今日もリフレッシュできたので仕事に取り掛かろう^^

 
富士カメラ5


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