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2002 June

2002年6月16日 柳美里がきらいだ。
暑い! なんという暑さだ。こんなときは洗車でもして汗をかき、ビールを飲むに限る。ということで、午前中に仕事を終え午後から久しぶりに洗車。汗びっしょりになりながらひたすらシャンプー洗車だ。私の206はPCSのコーティングが施されているので常にシャンプー洗車である。最近のお気に入りシャンプーはポリマー配合のいわゆるコーティングシャンプーである。先日の富山・下呂出張でこびりついたタールやピッチまでは落とせないがそこそこのよごれならキレイサッパリで、十分満足できるレベル。約1時間でピッカピッカに蘇った206であるが、私は頭の先からつま先まで、もっとわかりやすくいえばパンツまで汗びっしょりである。さっそくシャワーで汗を流しよく冷やしたビールを飲んだ。至福の瞬間である。体にこのところの疲れが溜まっていたのか2/3程飲んだところで2時間程眠ってしまっうことに。夕方目覚めもう一度シャワーですっきりしたところで読みかけの雑誌を読む。
読んだのは作家の柳美里のインタビュー。以前から気になっていたのだが、 私は彼女が大嫌いである。「命」「魂」「生」と単行本が好評らしいが、あんなのどこがイイのかさっぱりわからん。昔の恋人の死と子供の誕生、そしてその成長にかかわる自分の心の動きがテーマなのだが、簡単に言えば、不倫→出産→シングルマザー→昔の恋人の発病→そして病死という願ってもないシチュエーションのドキュメントだろうに。巧みな文体でこのドラマの奥に潜む彼女の本心が隠されてはいるが、騙されてはいけない。彼女はこのドキュメントを不倫相手にマスメディアを使って露出し続けることで、徹底的に復讐しているとしか思えない。それが証拠に不倫相手との間に出来た子供と自分の写真を篠山紀信に撮らせ、単行本の表紙や週刊誌のグラビアや自分の連載に、いちいち載せてるではないか。「忘れないでよ。見てよ。許さないからね。」と不倫相手に見せつける。怖い。もう、いいだろうと言いたくなるのだ。不倫相手の対応(週刊誌に連載された)も確かに悪いが、相手は一般人である。マスメディアを利用できる彼女とは力の差がありすぎるではないか。おそらくすでに社会的制裁を受け、例えば失業や正妻から離婚を言い渡されてるかもしれないのだ。ボクシングで言うならノックアウトした相手を蹴飛ばすようなものだ。間違いなく彼女はそこまで追い込んだはずなのだ。勝負はついたのだ。それでも追いつめ続ける。全く不快である。このコラムを読んだ彼女のファンには申し訳ないが、私は声を大にして言いたいのだ、この手の女が大嫌いだと。



2002年6月22日 韓国ベスト4入り
手配したチケットが不手際で手に入らずイングランドvsブラジルをテレビ観戦した。さすがに優勝候補どうしの戦いだけあって見ごたえ十分であった。個人技に優れるブラジルが勝ったが、このレベルになると最後はどちらに「ツキ」があるかという微妙な差で雌雄が決するのだろう。我らが日本もこのレベルに到達するのにはまだまだ時間がかかると言わざるをえない。対して頑張ってるのが韓国である。審判の判定などいろいろ言われているが、はっきり言って技術的なレベルは日本より劣るこのチームがなぜ勝ち上がるのか?
韓国は今日も競合のスペインをPK戦で下したのだが、地元開催の優位性をフルに活かしているのが韓国の強さだ。勝て!というサポーターの念力が実力以上の何かをひきだしているのだろう。だって、スタンドは韓国サポーターの赤一色。まさにキムチカラーである。力が出ないはずがないのだ。韓国とは、にんにくパワーの焼き肉民族である。これに赤一色のキムチカラーなのだ。スペインが勝てるはずはないのだ。このあたり我が日本のサポーターは上品すぎる。つまり(少々強引ではあるが)食生活がこういう国際舞台では勝負の分かれ目になるということだ。外国から見る日本といえば「すし」「てんぷら」である。韓国の「キムチ」「焼き肉」に比べて何とも上品すぎるではないか。こうして考えてみるとフランスが負けたのも何となく解るというものだ。イギリスしかりだ。今回のワールドカップサッカーは食文化の戦いであると断言しよう。上品な食事をとってる国は勝てないということだ。
私のヒーローであるアイルトンセナの母国ブラジルに優勝してもらいたいと思っているのだが、勝負の行方はどうなることなのか?昼間からビール片手にTV観戦する私である。



2002年6月26日 友人の死
今日の午後、中学以来の古い友人から電話があった。私たちの仲間の死を伝える電話だ。今朝、救急車で病院に運ばれたとの事だが、突然死なのか自殺なのかわからない。

彼とは2年ほど前に仲間の父の葬儀のときに会ったきりだ。あまりに精気の無い彼が気になったので、「お互い厄年だから、気をつけようぜ」と言った。なぜ精気が無かったかというと、彼は小さいながら会社を経営していたのだが、雇った社員の保証人になったことで2000万円近い借財を抱え込んでしまった頃から会社の経営も行き詰まり倒産。ひたすら借金を返す日々を送っていたのだ。彼には子供が5人おり、生活も大変な上に収入すべて借金の返済にあてていたようだ。生活費は奥さんの実家が援助していたらしいが、収入すべて返済に当てるなんてね。

私も自慢ではないが数千万円の借金がある。会社をやっていたころのものなのだが、払えない場合は待ってもらうことにしている。きつく返済を迫るところもたくさんあるのだが、払えないものは払えないのだ。ゆえに「待ってくれ」となる。そうすると裁判に訴えてくるところがあったりするが、月々1万円ならなんとか払えます。それ以上、まして一括などとうてい無理です。と言うのだ。借金の返済のために借金をするなどというのは愚の骨頂である。また、金融機関(某MSVカード)によっては、ヤクザまがいの口調で返済をせまり「自己破産」に追い込もうとするところもある。が私が自己破産などしたらその会社はただちに保険で補てんされるのである。むこうの思うつぼなのだ。ただし借りたものは返さなければいけない。こちらが返せる条件をむこうが認めるかどうかなのだ。私の場合たまたま偶然なのだが、万が一差し押さえ処分になったとしても、車や電話など通常差し押さえの対象になりやすいものはすべて妻の名義にしてあるので、生命保険の解約返戻金くらいしか財産は無いのだ。おまけに現在は自営業であり、給料も無いのだ。金融機関にとっては一番たちのわるい相手ということになるだろう。私はゆっくりと返せばいいのである。返さないとは言っていないのだから。

こんな私と違って彼は真面目に言われるままに返済していたのだろう。ひとこと相談してくれれば、力になれたのにと思うと残念で仕方がない。ストレスなどによる突然死なのか、思い詰めて自殺したのかは解らない。でも返済というプレッシャーが彼を死に追いやったことは間違いない。

Diaryに以前書いたが、私は去年の夏以降東京で散々な目に会った。数百万円ネコババされてホント死のうかと思ったものだ。盗られたお金は悔しいが、それで厄を落とした、即ち命を守ったのだと思うことで、立ち直ったのだ。

最後に会った時の彼の目は死んでいた。私は漠然と「ひょっとすると彼は命を失うかもしれない」と思った。ずーぅっと気になっていたので、一ヶ月くらい前に彼の携帯に電話をしたのだが、「この電話はお客様の都合で・・・」というアナウンス。それ以来止むことの無い胸騒ぎ。こんなことになるとは。。。。

友の冥福を祈ろうにもどうにも涙で目がかすむ。父の死以来の悲しい出来事である。
 
富士カメラ5


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