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2003年4月5日 戦争報道
戦争が続いている。バグダット陥落までそんなに時間はかからないだろう。市民も多数脱出している。各メディアは、バグダット陥落の瞬間を今か今かと待ちわびている。メディアにとっては久々の歴史的瞬間だもんな。昔から戦争はメディアにとって「おいしい題材」なのである。そんな戦争報道を見ていてある違和感を覚えた。
アメリカ軍が垂れ流すピンポイント爆撃の映像は、報道ではないので除外するとして、TV映像の違和感だ。私は写真をやっていたからかもしれないが、戦争を伝えるTV映像に報道という力を感じられないのである。それは、私だけでなく見る側の目が慣れてしまっているからだ。TVカメラマンもスチールカメラマンも「伝える」気持ちは同じであるはずなのだが、私たちは、映画やドラマなどで激しい戦闘シーンに慣れているせいか、動く映像というものが報道の世界特に戦争報道では、なんだか現実的じゃなくなっているのではないだろうか。対して写真はこと戦争になると俄然チカラを発揮する。ベトナム戦争やコソボ紛争でもそうであったが、たった1枚の写真のチカラはそうとうなものだと思う。報道のチカラってなんだろう?
トップページのメッセージ画像に使った写真(注:海外サイトで著作権表示がなかったものを使用)にも並々ならぬチカラを感じるのは私だけではないだろう。そのチカラの根源は、その写真を見る人々にその状況に関して判断を委ねているという点である。それこそが報道というか写真のチカラなのだ。TVでは映像が流れていってしまい、ともするとCMにいきなり変わったりしてしまう。つまり考える余裕がないのである。これがTVと写真の報道性質の違いだ。そういう意味で私の持論であるが、TVは戦争報道にはむかないと言える。もちろん、F1GPやメジャーリーグの実況など娯楽性の高いものについてはその限りではないのは言うまでも無い。
阪神大震災や9.11のTV報道で受けた衝撃は凄まじかったが、後に発行された写真集に私はさらに強い衝撃を受けた。イラク戦争も然りである。今、バグダットで多くのカメラマンが決死の覚悟で写真を撮っている。政府のプロパガンダの手先として撮っている者も多くいるだろうが、純粋に写真のチカラを信じて、冷静にシャッターを切っている者もたくさんいるはずだ。私もカメラマンのはしくれとして、チカラのある写真を期待している。
私がStop
the War!と叫んでも戦争が止まらないのなら、写真による「気持ちの連鎖」に期待するしかないだろうと思う。淡々(現場は壮絶であるが)と撮られた報道写真を見た多くの人々の心に「これはヒドイ」という気持ちが芽生え、そしてそれが連鎖として広がることに期待するのである。
武力でもなく言葉でもなく「心」。最後の砦は「心」なのだ。
2003年4月15日 おかしいぜ
from 中日新聞----------
愛知県豊川市のゲームセンター駐車場で昨年七月、同市平尾町の村瀬純さん(26)の長男翔ちゃん=当時一歳十カ月=が車から連れ去られ、同県御津(みと)町の海岸で水死体で見つかった殺人事件で、未成年者略取と殺人の疑いで十五日未明に逮捕された同県音羽町生まれ、住所不定、トラック運転手河瀬雅樹容疑者(36)は、愛知県警豊川署の特捜本部の調べに対し、「泣き声がうるさいので連れ出した」と供述した。
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泣き声がうるさい、と赤ん坊を殺した犯人の異常性と同じく、ゲーセンに子供を連れて行った父親の神経も疑わねばなるまい。ゲーセンに2歳に満たない子供というより赤ん坊を連れて行く、しかも車の中で寝かせる父親って、いったい何なんだろう?私は妻が仕事で遅くなる日に尚吾を寝かしつけ、こっそりとラーメンを食いにでかけることがあったりするが、まさか車に寝かしつけてなんてことはしない。
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**さんは二十七日午後十時ごろ、翔ちゃんを連れてゲームセンターに遊びに行った。二十八日午前零時ごろ、翔ちゃんをワゴン車の後部座席に寝かせ車をロック。一時二十分ごろ車に戻ると、助手席の窓が開き翔ちゃんが連れ去られていた。 @中日新聞
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無神経じゃないか?殺した犯人と同罪だって、この父親も。1歳10ヶ月って、まだ赤ちゃんだよ。赤ちゃん連れてゲーセンに行く父親ってアホじゃないの?
かわいい赤ちゃんを守れなかった父親に、多少同情するけれど、守れない状況を作ってしまった過失は責められてもしかたあるまい。お前が悪いんだよ!私は、先に述べたとおり尚吾を寝かしつけこっそりとラーメンを食ったりはしているが、あさはかに車に乗っけて、しかも泣き叫ぶような状況を招くようなことはしていない。
貴方が息子を殺したのである。貴方は悲劇のヒロインではない。貴方が殺人犯なのだ。同情するに値しない過失なのである。たぶん、私がこの場で何を言おうが聞こえないであろう。しかし、貴方がしたこと、つまり貴方の子供が殺されるというアクシデント、それは回避できたという事実を貴方はどう理解するのであろう。
私は、父であり夫でありそして男である。それぞれが完璧に機能しているかどうかは別として、そう認識している。どうもそのあたりの認識がアヤフヤになってきたのかな?アヤフヤだからこそこういった事件が起きてしまうのだろう。それにしても1歳10ヶ月で命を失った子供がかわいそうだ。彼に何の責任があるの?
2003年4月24日 CCCDなんて無意味だって
ひょうんな事で、欲しかったCDが手に入った。SARAH BRIGHTMANの新譜「HAREM」だ。ちなみに、このCDにはニュースステーションのテーマ曲がボーナストラックで入っている。ということで、さっそくPCで聴こうとすると、いきなり独自のプレイヤーがインストールされるじゃないか。何?と思ってCDラベルを見ると・・・
<ご注意>このCDはコピ−コントロールCDです。パソコンによるCD-RやMP3ファイル等へコピーできません。
なんて書いてあり、驚いたことにMacintoshでは再生できません。とも書いてあるじゃない。
CDをWindowsから開いてみると、通常の音楽CDのようなファイルはどこにもなく、あくまでも専用プレーヤーで聴かなくてはならない。仕方がないのでそのままWindowsで再生してみると専用のプレーヤーのビットレートがなんと48kbps!世界一といわれる歌声をとても48kbpsなんかで聴く気にはならん!最低でも192kbpsでしょ。そう思うやいなや、CDを取り出したが、私はオーディオを持っていない。カーオーディオでわざわざ聴くのもなぁ。。。
と思いつつダメもとでMacintoshに挿入すると、iTunesが立ち上がり再生を始めるではないか。しかもしっかり曲目リストも出ている。Windowsでは全く見ることができなかったファイルだ。それじゃぁとばかりに、MP3で保存してみる(iTunesはこういうところが優れている)と、ちゃぁんと192kbpsで保存できてしまったのである。わたしのMacにはCD-Rがついていないのでまるごとコピーはできないのだが、この分だと、簡単にコピーCDというかバックアップCDが焼けるのだろうね。Macintoshで再生できないなんて大嘘じゃないか。
で、私はそのMP3ファイルをWindowsPCに転送し、世界一の歌声を堪能したわけだ。ニュースステーションのテーマ曲を聴きながらこれを書いているのだが、こういう中途半端なコピーガード、しかもマックじゃ再生できないなんて嘘までついていったい何を守るのだろう?私はここで声を大にして言っておきたい!
CCCDはマックのiTunesでちゃんと聴けます。しかも簡単にMP3ファイルに変換できます!
ネットで調べてみたんだけど、CCCDって音質が劣化するらしく、宇多田ヒカルはその音質劣化がイヤでCCCDを見送ったらしいもんね。音質劣化もそうだけど、これだけPCが普及してる世の中でMacで聴けない(実は聴けるけどね)なんておかしいって。Macで聴くことが出来ないなら、普通の音楽CDの価格で売るなよな。こんな欠陥CCCDなんて断固排除されるものであり、いずれ近いうちに消滅するのではないだろうか。たしかにコピーによる損害って見逃せないけれど、CCCDのような対策つまりMacユーザーを無視するような不平等な対策が、まかりとおるとはとても思えない。ソフトのようにWindows用、Mac用というように併売するならハナシは別だけどね。ただ、あの専用プレーヤーではなぁ。。。。
ともあれ、現行のCCCDは欠陥であり、著作権保護には何の意味もないということがわかった次第である。
2003年4月26日 敵を知り己を知れば百戦危うからず
最近、法律やお金に関するTV番組が多いなぁ。。。昨日もTVをつけると、みのもんたが司会の番組がやっていた。じゃんけんで勝ち上がると最終的に1000万円貰えるってやつだ。
最後に残ったのはトラック運転手の方。住宅ローンやサラ金・クレジットなどに3000万円以上の借金を抱えた男性だ。年老いた母や彼の奥さんそして子供を従えてのチャレンジ。惜しくも、みのもんたに
敗れて100万円の賞金であった。TVではゲットした100万円をサラ金の返済に赴く彼の姿で終わった。無邪気な子供の姿や献身的な奥様の姿に涙した視聴者が多いことは想像に難くない。私も迂闊にもグスっときそうになった。
しかしだ、私は自らの体験、そして知人の事例からして、そのラストシーンがいかに間抜けなものであるかここに記しておかねばなるまい。
住宅ローンはともかくとして、サラ金の支払いに賞金を使うなんてまったくナンセンスなのである。確かに督促がキツイのはサラ金業者である。死にたくなるような督促にマイって支払ったのであろう。思うツボなんだって。金融業者の。冷静に考えれば、その「死にたくなるような督促」が実はマニュアルにそってサラリーマンがしゃべっているだけなのである。彼らの手口はたとえば、毎日午前8時〜午後9時の間に督促の電話がかかる。「利息だけでも支払え!」って。あせった貴方は借金の返済のために新たな借金をする。親・兄弟・親戚あるいは別の金融業者から。そして、このうっとおぉしい業者への支払いを済ませる。「あーこれで明日から電話にビクビクしなくてすむ!」ってホっとする。しかし新たな借金が増えているのだ。これが多重債務への転落の図式である。確かに借りた。しかし返せない状況になっている。という現在の状況を説明をせずに借金返済のための借金に逃げるのだ。だから、追い回され突付きまわされるのである。金融屋にだ。
ポイントは「無い袖は触れない」というたった一言を言えるか言えないかにかかっている。そして、家族がその状態(今回のTV番組のように)を知っているのなら、堂々と「今は払えません!」と言うのだ。「払えません」と言ったらどうなるか?相手は鬼のような督促の後、差し押さえなどの法的措置を取ってくる。しかし、貴方名義の土地や建物が無ければ問題ない。生活用の家財などはほとんど差し押さえられないので、財産がないということになる。しかるに、今回のTV番組ではノコノコとサラ金に支払っていた。。。
相手が何をしでかすかわからない。でも静かにしていてもらいたい。だから、「借りてでも支払う」。となるのであろう。今回のTVでは賞金なので借りたわけじゃないが、、私ならサラ金などに返済せず復活のための資金として子供名義の銀行口座に隠すな。
今回のDiaryの表題、つまり「敵を知り己を知れば百戦危うからず」であるが、金融業者がどういうプロセスで回収をかけてくるか?これが分かれば対処の方法が分かるってものである。例えばサラ金やクレジット会社の督促プロセスは
1.電話による督促(返済遅延した日から1〜2ヶ月続く))
2.自宅訪問(めったにない)
3.法的措置(一括返済請求や給与差し押さえなど)
4.裁判所から出頭命令
となる。第一段階で多くの方は腰砕けになり返済のための借金をすることになる。確かに憂鬱になるくらいしつこい電話攻撃ではあるが、ここで踏ん張ると後は楽なものである。3と4は余程金額が大きくない(200万円以上)とやられない。法的措置は金がかかるからだ。しかしまれに裁判所から出頭命令がくることがあるが、恐れるに足らない。堂々と出廷し、月々1,000円なら支払えるが、それ以上は無理と言えば良い。あとは相手に考えてもらえばいいのだ。相手がその条件を受け入れるかどうかだ。こちらは「無い袖は触れない」のである。悩むことはなにもない。相手が悩むのである。
法的措置に至っても至らなくても、だいたい6ヶ月〜1年くらいで金融会社から手紙が届く。「あなたへの債権を放棄します。つきましては、以下に署名捺印の上ご返送ください」という債権放棄の手紙である。なぜこんなことをするのか?要するに経理上の損金処理をするのである。これで節税になるのだ。莫大な利益を上げているサラ金である。さっさと税務処理をして新規客の獲得をしたほうがメリットがあるのだ。つまり最初の憂鬱な督促さえ乗り切れば借金がチャラになるということである。
こんな事を書くと「借りたものは返さなきゃいけないでしょ」なんて綺麗事を言う輩がいるが、返し方も業者に言われるままクソ高い金利(だいたい29%)で返す必要はない。この29%という利率は、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」つまり「出資法」で定められている金利の上限ではあるが、この出資法の他に「利息制限法」というのがあり、法律ではこちらの金利で利息を計算するのだ。具体的には10万円までは20%、10〜100万円は18%、100万円以上は15%と定められている。この利率を適用するには、簡易裁判所へ出向いて「特定調停」の申し立てを金融会社に対して行えばいい。費用は1社あたり、600円程度である。この「特定調停」の場合、借りた金額を先の利率で計算しなおし現在の正しい残高を出し、今後の金利はゼロで概ね3年間で返済する計画をたてる。調停中(約2ヶ月間)は、一切の督促が止まるので、その間に復活の準備をすればいいわけだ。ただし、ブラックリストに載るのでローンでモノが買えなくなるのは言うまでもないが、現金主義に徹すればいいのだ。
世の中これだけ不況が続いているのだ。自分の経済状態が悪くなったのは、自分の責任によることが大ではある。しかし、大手企業は銀行に債権放棄してもらってこの急場をしのいでいるし、銀行など国から(つまり我々の税金で)助けてもらっているのに我々は誰も助けてはくれない。ならば「知識と法律」で凌ぐしかないではないか。だから、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」なのである。
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