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2002 November

クラッシュ 2002年11月30日
2002年11月30日午前2時。私は名古屋高速を周回していた。ぶっ飛ばすというより、軽く流していた。他車よりちょっぴり速い速度で。金曜日の深夜ということもあるのだろう、走り屋だけでなく一般車もケッコウ走っており、空いているとは言えない状況である。何周目か記憶にはないのだが、東新町から東別院への右コーナーでそれは起きた。

右車線を走る私の206の前をタクシーがケッコウナ速度でコーナーに進入、私もある程度の車間を空け同じくコーナーに進入した。と、ここまではいいのだが、こともあろうに、左車線を猛スピードで私とタクシーを追い抜いたスカイラインがタクシーの前でスライドしハーフスピンして急停止。慌てたタクシーがブレーキを踏み、スカイライン手前で何とか停止。しかし、私は2台に道を阻まれ、とても停止できない。なにしろ一瞬にして私の目の前にバリケードができたのだ。こういうときって人間は反射的に障害物を避けようとするようだ。私はなんと壁面に向かってステアしたのである。その結果正面から壁に激突することになった。

その瞬間エアバッグが炸裂しサベルトで固定され微動だにできない私を襲ったのである。しかも顔面をだ。手でしぼんだエアバッグを払いのけ、左目と鼻に激痛を感じながらとりあえずイグニッションを回すが、エンジンはかからない。あまりにも鼻が痛いので手を添えてみるとどうやら鼻血が出ている。が、骨は折れていないようだ。身体もとりあえず無事のようだ。ならば一刻も早く後続車に事故発生を知らせねば。私はしたたり落ちる鼻血をもろともせず車外に出、発煙筒に着火した。見回してみると、ちょうどガードレールで保護されたスペースがあるではないか。迷うことなくそこに移動し我に返った。先程のスカイラインは?タクシーは?

これが居ないのである。 つまり端から見れば、私はアホな自損事故なのだ。私が206を犠牲にして衝突を回避してやったのに、奴らはとっとと私を見捨てて立ち去ったのである。冷たい限りである。所詮こんなものなのだ、社会って。などと腹を立てている場合ではない。206を見て愕然とした。左前輪がフェンダーを蹴り上げるようにひんまがり、見るも無惨である。瞬時に「全損」であると認識したのは言うまでもない。

何て事だ。 ぼーっとしていると道路公団の職員や救急車、警察と続々登場。救急隊は私の鼻血がはげしいので、何とか病院に搬送しようとするが、ティッシュを大量にもらい辞退させて頂いた。道路公団の方々がちらかった部品の掃除をしてくれる。警察はテキパキと私から事情聴取。すべてが終わったのは午前2時40分。警察が呼んでくれたレッカー車に便乗し、自宅に帰った。

で、身体の方であるが、朝起きてチェックしたが、鼻と目と口を除いて大丈夫であった。さすがサベルトである。ただ、唇が腫れており鼻が痛い。軟骨が折れてるかもしれぬが、この程度で病院など行けぬ。あと目だが、左目の白い部分に内出血があり、白目の下半分が真っ赤に充血していた。が、夕方にはずいぶんおさまってきたので、とりあえずOKである。

さて、非常に困ったことになった。アシが無いのだ。205を探そうか思いBL御器所の松谷さんに報告がてら電話をする。非常に驚いた松谷さんであったが、話題は206RCに。どうやら開発が遅れているとの事。日本発売時期も未定である。ならば、ここ1〜2ヶ月に発売されることはなかろう。そう判断した私は松谷さんに206RC買うからねなどと呑気に言ったのである。我ながら懲りていないと言うかタフというか。ま、去年来私の身に降りかかった数々のトラブルに比べれば、そう思うしかないではないか。決して呑気に構えているわけではないことをご理解頂きたい。掲示板に数々お見舞いをいただき皆様には感謝の気持ちでいっぱいであります。多重事故あるいは人身事故にならなくてほんとにラッキーでした。懲りずに206RCで復活するまでしばらくお待ちください。日本で最初のインプレは私がこの場で発表します。

私の元にやってくるであろう206RC。。。色はビアンカホワイトにしよう。

 

富士カメラ5



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